ThinkPad R500はHDDが3つのパーティションに区切られていて、リカバリー操作用のワーキングエリア、システムパーティション、そしてDisk to Diskのデータ格納領域になっています。
HDDを初期化してしまった後に、あらかじめ作成しておいたプロダクトリカバリーメディアを使ってリストアすればこれらのパーティション構成も復元されると思うんですが、説明を読むと完全には元通りにはならないと書いてあります。
どこらへんがどう違うのかよく分かりませんが、恐らくはプロダクトリカバリーメディアの作成を不能にしてあるんでしょう。
でも、既にご指摘いただいたように、Disk to Diskで工場出荷状態に戻した場合にはリカバリーメディアはその都度作成できるんですけどね。
今までにもフリーソフトでシステム領域をバックアップ・リストアできる方法はありましたが、Windowsを起動しながらバックアップ操作ができるものはなかったと思います。
そこで、今回眼を付けたのは、Macrium Reflect FREE Editionというやつです(ダウンロードページ)。
対応するのはWindows XPとVistaで、32bit版と64bit版の両方に対応します。
Windowsのボリューム・シャドウコピーを使って、Windowsが起動状態でもシステム領域を含めた完全なバックアップが作成できて、しかもリストア作業用起動ディスクの作成も可能という、至れり尽くせりのフリーソフト。
もちろん、パーティション構成も含めてHDDまるごとバックアップとリストアが可能らしいです。
詳細なインストール手順と簡単な使用方法についてはココに書いてありますが、私もレポートしてみようと思います。
≪追記≫
実際に試してみたのですが、バックアップはうまくできました。
バックアップイメージファイルの保存先にはDVDマルチドライブも指定できるし、焼くこともできます。
保存先にUSB外付けHDDを指定した場合には、FAT32でもNTFSでも自動的にバックアップイメージファイルのサイズ調整をしてくれますから、FAT32でも自動的に4GB単位でイメージファイルを分割保存してくれます。
今回は約35GBのバックアップで、保存先はFAT32の外付けHDD、バックアップイメージの圧縮をしない設定にしたところ、バックアップ所要時間は約30分でした。
と、そこまではいいんですが、リストア作業でつまづきました。
まず、リストア作業に使うレスキューCDですが、これをThinkPad R500で使うにはあらかじめBIOSでSerialATAのモードをAHCIからCompatibilityに変更しておく必要があります(R500にWindows XPをインストールする場合も同じ)。
そうじゃないと、レスキューCDからLinuxを起動できません。
もうひとつ、レスキューCDではUSBの外付けHDDを認識できません。これは大誤算でした。
したがって、システムをリストアする場合には、バックアップしたイメージファイルをDVD-R/RWに保存しておくしかないようです。
幸い、保存先がFAT32の外付けHDDだったので、バックアップイメージファイルをDVD-R/RWにコピーすれば大丈夫だと思います。
でも、35GBのバックアップの場合、使用するDVDディスクは9枚必要になります。
システムを含めた障害復旧用に外付けHDDを使えないのはちょっとツライかな?

